元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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藤沢駅南口の再整備は個性ある未来につながるのか?

藤沢市や専門家らでつくる検討委員会は、藤沢駅南口の再整備について、南北の自由通路を延長する形で、いまの小田急百貨店につながる、新しい陸橋を建設したい意向です。

わたしは、南口に大規模な公園広場をつくるよう提案しています。環境を大事にする藤沢を象徴するような緑あふれる空間です。
わたしは、40年前、当時の担当者の構想力は凄かったと思っています。写真を見てお分かりのように、江ノ電の駅は、すっと北側にあって、JRや小田急との接続も便利だったのです。

ところが、江ノ電をすっと南側にずらすことで、いまの南口の空間が生まれたのです。いわば利便性を失う代わりに貴重な空間を手に入れたのです。
わたしはこの空間がまちの宝だと考えています。この空間を活かし、大規模な公園広場にすることこそ、新しい時代にふさわしいと考えています。

大規模な陸橋をつくることが、果たして新しい時代にふさわしいものなのか、北口と同じようなデッキで地上を覆うことがいいことなのか、問い直したいと思います。

駅舎についても同じです。わたしは、湘南のまちを代表するデザイン性の高い駅舎にするよう提案しています。駅舎自体が、ひとつの文化、観光施設になれるのです。藤沢駅の改良では、商業施設の入居の可能性も指摘されています。いわゆる駅ビルの形態です。

南北の行き来が増えることも大事ですが、どこにでもあるまちになってしまうのは、余りにもったいないと思います。また交通についても、マイカーの保有率が減り、車のシェアが普通になる将来、根本的な変革が必要です。
駅前は、交通に支配されてきましたが、これからは人間を優先させるときです。現にわたしが調査会社に依頼して実施したアンケート調査でも、市民も、利便性よりも個性をまちに求めているのです。今こそ、個性ある未来を築くときです。

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藤沢市議会議員 清水竜太郎
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