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不登校児童生徒へのIT活用

藤沢市教育委員会は、学校に登校できない児童生徒に対するIT技術を使った学習に前向きに取り組む考えを示しました。

不登校の子どもの人数は、市内でも小学生が168人、中学生が406人となっています。学校に行きたくても行けないなど、年間30日以上欠席する場合で、最近急増しています。

文部科学省は、「不登校を進路の問題としてとらえ、支援する」としています。特に2005年の通知では、ITを使った学習を行なえば、出席扱いするほか、成績もそれによって評価するという見解を出しています。
議会における原田議員の質問に対して、教育委員会は、ITを活用している実例が数件あるとしたうえで、「中学ではソフトを使って、学年を遡って学ぶなど自分に合った学習ができるようにする。これを不登校の子どもたちにも活用できるよう準備している」と述べました。

学校生活に息苦しさを感じていた一人として、これまでの学校教育は、社会性を身に着けること、集団に合わせることを重視し過ぎたのではないかと感じています。こうした枠にはまらない子どもたちがいて当然だと思います。

ただ学力は保証されなければなりません。学校自体が変わることが本筋ですが、選択肢として、ITを使った学習は有効だと考えています。実際、高校ではありますが、「N高校」のように自宅で勉強する学校が人気を集めています。公教育ももっと選択肢を増やしていいと思います。

IT技術

 

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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