ラグビーのワールドカップでの日本代表の躍進でラグビー人気が高まっています。この人気をどう次に繋げていくかがテーマです。
世界規模の大会ではありますが、参加国は、発祥の地イギリスの影響を強く受けています。
世界で競技人口が多いスポーツは、正確には把握できないようですが、やはりサッカーが団体競技では圧倒的だとされています。
サッカーに続くのが、バスケットボールや、バレーボール、そしてクリケットだと言われています。
日本で人気の野球は、アメリカ大陸や極東に限られています。オリンピックで競技種目になったり、ならなかったりするのはそのためです。
わたしの愛するアメフトに到っては、ほぼアメリカでしかプレーされない少数派です。アメフトは、ラグビーに似て非なるスポーツで、世界大会を開催したくてもできません。井の中の蛙状態です。
プロフットボールが成り立っているのは、アメリカの国内市場が大きいからに他なりません。
他国への売り込みを図っていますが、苦労しています。加えて、脳しんとうなどケガへの対策が大きな問題です。
超少子高齢化社会を迎えている日本では、団体競技が、危機に直面しています。陸上やテニス、卓球、そしてフィギュアスケートの台頭は、偶然ではありません。選手の人数が必要な野球やサッカーをやる子どもたちが減ってきているのです。
1チームあたり15人が必要なラグビーにとっても極めて重いテーマですし、アメフトと同じく、ケガが付き物です。
こうした状況で、有望株は、バスケだと言われます。5人で済む「世界スポーツ」である上、Bリーグの誕生もあり、追い風が吹いています。藤沢市にプロスポーツを誘致するなら、バスケが有望な理由です。