野球ネタをお許しください。
今年のメジャーリーグのワールドシリーズは、ワシントン・ナショナルズが、ワイルドカードから勝ち上がって、初優勝しました。
スポーツの優勝チームは、大統領がホワイトハウスに招待して祝うのが慣例です。
首都ワシントンでの優勝とあって、ナショナルズの選手たちも、早速、トランプ大統領からの招待を受けましたがが、報道によりますと4人に1人が、参加を辞退したということです。
理由は様々ですが、ショーン・ドゥーリトル投手は、マイノリティを軽視するトランプ大統領の政治姿勢を理由に挙げています。
ドゥーリトル投手は、自閉症を患う身内がいるだけに、トランプ大統領が、過去に障害者を差別するような言動を行なったことが看過できないとしています。
祝会に参加しない選手がいるのは、決して珍しいことではありません。しかし、トランプ大統領になってから、対立構造が鮮明となっています。
去年優勝したプロバスケットボールのウォーリアーズや、プロフットボールのイーグルスは、スター選手の反発などがあり、トランプ大統領自身が招待をやめています。
また女子ワールドカップサッカーで優勝したアメリカチームも、招待されても辞退すると公言する選手が相次ぎました。
優勝祝いに政治を持ち込むべきではないという意見もありますが、みずからの意志を明らかにする点がアメリカらしいと感じます。