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新型コロナ対策におけるデータ分析の重要性

藤沢市に住む人のうち、新型コロナウイルスに感染した方は、10日現在で26人に達しています。最初の感染者が発表されたのが先月11日なので、まるまる1か月が経ったことになります。
こうしたときに対策に役立つのが、データ分析です。

先月は合わせて8人ですが、今月に入って18人に増えています。
7日は2人、8日は7人、9日は4人、そして10日は3人となるなど4日連続で感染者が発表されています。これは、感染者が急増している東京都と呼応する動きと言えます。

藤沢市の感染者を分析しますと▲男女別では、男性が69%であるのに対して女性が31%となっています。
▲年代別では、20代が最も多く、4割近くを占めていて、40代が27%、50代が15%、30代が12%と続いています。
▲職業別では、会社員が最も多く、3割近くとなっていて、自営業が19%などとなっています。

また家族内の接触などで感染した例が4組で10人となっています。さらにスペインやイギリスと海外の渡航歴がある例が3人となっています。

藤沢市の感染については母数が小さい上、細かい情報が公開されていないので、ビッグデータとしてはなかなか厳しいと思いますが、一定の傾向は見れるのではないかと思います。

今後の感染症対策において、こうしたデータ分析はより的確な対策を打つためにも重要だと思います。
例えばヤフーは、自社が検索などで集めたビッグデータを企業や自治体に提供することで、さまざまな課題の解決に使ってもらおうというサービスを始めています。データは、個人が特定でないよう統計化された内容になっています。

今回の新型コロナウイルスについても、検索のデータから住民の関心事を知ったり、位置情報のデータから移動の流れをつかみ、対策に活かすことができます。これを受けて三重県が早速、活用を発表しています。

藤沢市は、保健所政令市なので、もっと積極的な対策が必要です。今は分かれている感染症対策と防災担当の一元化をはじめ、データの活用などについて市議会で提案していきます。

新型コロナ対策におけるデータ分析の重要性

 

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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