元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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藤沢市内の河川でも検出された有機フッ素化合物について

有機フッ素化合物の一種に「PFOS」や「PFOA」があります。これらの物質は、泡消火剤などに使われていて、有害性が指摘されています。

環境省が、全国の河川や地下水、171地点を対象に実施した調査で、37地点で暫定目標値を超えていることが判りました。この中には、藤沢市を流れる引地川の4地点も含まれています。

暫定の目標値は、水1リットルあたり50ナノグラムとなっていますが、引地川にある▲六会橋、▲下土棚大橋、▲秋本橋、それに▲富士見橋では、PFOSを中心に目標値の2倍に当たる物質が検出されました。

引地川の上流である大和市の2地点では、目標値の4倍が検出されるなど上流ほど値が高くなっています。

有機フッ素化合物は、自然界でほとんど分解されず、工場などから漏れ出して環境を汚染することが懸念されています。こうした物質は、段々と製造や使用が禁止されていますが、いまだに高い濃度で残っている可能性があり、調査に至ったものです。
全国的には、例えば沖縄県では、目標値の数十倍に上る値を検出しています。

引地川での検出について環境省は、「直ちに健康に影響があるとは考えられない」と発表しています。
引地川の水は、飲料用としては使われておらず、広域的な観点からの調査が必要なことから、藤沢市も神奈川県などと協力しながら、調査を実施したいとしています。

有機フッ素化合物

 

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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