藤沢市は、新型コロナウイルスの影響が広がる中、ひとり親家庭を支援するため、児童扶養手当とは別に支援金を支給したい考えです。
コロナ対策を中心とした補正予算案に1憶4600万円を計上します。
対象となるのは、生活保護を受けていない世帯で、およそ2000世帯を見込んでいます。父親か母親が離婚または死別したいわゆるひとり親家庭は、所得など条件がありますが、全額ですと月額4万円ほどが支給されます。
混乱しやすいですが、児童扶養手当は、中学が終わるまで支給される児童手当とは別のものです。
今年度の予算は12億3000万円で、ほかにも医療費への助成などもあります。ところが、今回のコロナ危機で、休業や雇止めされて、困窮しているひとり親家庭が増えています。
手当は、2か月分が奇数月に支給されるため、支給がない偶数月の8月と10月にそれぞれ3万円を支給します。
これに合わせて、生活保護を受けている世帯を含めて、市内で使える商品券や水族館の入場券を支給します。
新たに申請する必要はありません。ただ児童扶養手当を受けていないけど収入が減ってしまったひとり親家庭は、対象にならないということです。
国会でも、第二次補正予算案が可決成立しました。この中で児童扶養手当を受給している世帯に5万円を支給する「臨時特別給付金」を盛り込みました。第二子以降は、3万円が加算されていきます。