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幼稚園の送迎ステーションによる待機児童対策

藤沢市は、待機児童の受け皿として、幼稚園の利用を促進するため、10月から湘南台駅近くに「送迎ステーション」を設けます。

湘南台地区には、ゼロ歳から2歳の子どもを預かる小規模保育や企業主導型保育が多く、卒園した後、受け入れる保育所が足りない、いわゆる「3歳の壁」が課題となっています。
そこで幼稚園の利用が出てくるわけですが、幼稚園は保育所と比べて開園時間が短く、その前後の預かり先が問題です。

今回の送迎ステーションは、こうした問題を解決するため設けられるもので、午前7時から9時半まで預かって、その後はバスで幼稚園まで送り、子どもたちは、午前10時から午後6時まで幼稚園で過ごします。今度は、バスで送迎ステーションまで送り、延長の場合は午後8時まで預かる仕組みです。

対象児童は、3歳から5歳までの21人で、民間事業者に委託して実施します。こうした送迎は、厚木市や大和市が行なっているほか、保育所への送迎は、千葉県の流山市や東京の町田市が行なっています。

藤沢市が発表した4月1日付の待機児童の数は、去年より144人少ない20人となりました。

認可保育所などを希望した8100人余りのうち、希望通りだったのは7500人余りで、いわゆる「保留児童」は、139人少ないものの581人に上っています。
認可保育所の新設など400人以上定員を拡大しましたが、希望者も200人以上増えました。

保留児童のうち、「藤沢型認定保育施設」の利用が減ったのに比べて、増えたのが「年度限定保育」です。期間限定で新しい保育所の空きスペースなどを利用したもので、53人が利用しています。
また待機児童には含まれませんが、「育児休業中」が急増したほか、特定の保育所を希望している方が200人以上います。

待機児童問題

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