東京での新型コロナウイルスの感染が増える中、藤沢市に住む方の感染も急増しています。今月だけでその数は28人に上っています。22日は1日だけで8人の感染が発表されています。
これまでの合計が92人ですので、今月だけで3割を占めることになります。
今月の感染の内訳をみますと男女がちょうど半分ずつです。▲年齢別では、「20代」が10人の36％で最も多く、「50代」が6人で21％となっています。「50代以上」は合わせて9人にとどまっていますが、若者からお年寄りに感染が広がることがいちばん心配されます。
▲職業別では、「会社員」が11人の39％で最も多く、「無職」が8人の28％でつづいています。
感染者数のほかの指標となる陽性率ですが、神奈川県が発表している医療機関分を含めない最新の陽性率は6.18％です。
1週間の検査数が1360人だったのに対して、陽性だった方が84人でした。今月に入ってから高くなり、最近は7％前後を上下しています。
医療体制に関わってくる重症患者は7人で、中等症患者は92人です。高度医療機関の使用率は今のところ12％にとどまっています。また感染経路が不明の割合は、59.84％となっています。
県は、1週間の感染者の平均が33人を超えたことから、先週から「警戒アラート」を出し、感染症対策の徹底を呼び掛けています。
連休に入りますが、新型コロナウイルスの感染は終わっていません。これ以上の感染を広げないためにも市民の皆さんには、手洗い、マスクの着用、そして「密」を避けるよう、ぜひともお願いいたします。
