コロナ危機で外食産業が苦境にある中、藤沢駅北口の広場にお店が並び、持ち帰り販売を行なう試みが開かれました。
これは、藤沢駅周辺の事業者で作る団体が実施したもので、合わせて15の飲食店が参加しました。月曜日から5日間にわたって、6店舗ずつが夕食前の午後3時から6時まで持ち帰り用の弁当などを販売しました。
最終日の金曜日は、中華やイタリアン料理、カレーに日本そばなどのお店が並びました。
藤沢市内でも感染者が増加していて、感染対策が必須です。会場では、お店の前が密にならないよう、係員が客を順番に誘導していたほか、足元に距離を取る目安となるステッカーが貼ってあるなど「ソーシャルディスタンス」が徹底されていました。
北口の「サンパール広場」は、リニューアルされ、人が集まりやすい空間となっています。
わたしは、まちの顔である駅前こそ集中投資が必要だと訴えています。とくに南口は、人や環境が置き去りにされ、クルマに支配されています。これからの時代は、人と環境を優先させるべきです。
わたしは南口の商業施設に囲まれたあの空間こそ藤沢の宝だと思っています。
あの空間に南池袋公園やニューヨーク市にあるブライアントパークのような公園広場をつくりたいです。コロナ危機の後は、公園広場の緑の芝の上でたくさんのイベントを開きたいと思っています。