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藤沢市に津波の「基準水位」県が指定

藤沢市は、神奈川県から「津波災害警戒区域」に指定されました。これまでの浸水想定と範囲は変わりませんが、新たにできた津波の「基準水位」を反映した津波ハザードマップが作られ、住民の避難先や避難経路の見直しが図られることになります。

「基準水位」とは、地面からの「浸水深」だけでなく、建物に津波が衝突したとき、せりあがった高さを加えたものです。
今回の指定を受けて、学校や病院、福祉施設などは、避難確保計画を作成し、訓練をしなければならなくなります。また開発規制は生じませんが、建物の取引の際、重要事項を説明する必要があります。

「基準水位」が入ったマップでは、最大級の津波が来た場合、どれだけの水位が想定されているのかが事細かに分かります。

主な浸水想定区域は、▲江の島、▲片瀬海岸1丁目から3丁目、▲片瀬4丁目と5丁目、3丁目の一部、▲鵠沼藤が谷2丁目の一部、▲鵠沼松が岡1丁目から5丁目の多く、▲鵠沼海岸1丁目から7丁目、▲本鵠沼3丁目と4丁目の一部、▲辻堂東海岸2丁目から4丁目、1丁目の一部、▲辻堂太平台1丁目と2丁目の一部、そして▲辻堂西海岸3丁目および1丁目と2丁目の一部です。

水位が特に高いのが江の島と海岸全体、そして境川と引地川の河口付近です。
▲江の島は、ヨットハーバーから旧女性センターの一帯が、7メートルから10メートルとなっているほか、南側が二けたの想定となっています。中には14メートルを超えるところもあります。大橋のふもとも5メートルから6メートル台となっています。

▲海岸全体は、最大で8メートルから9メートル台を推定しています。▲境川の河口付近は、8メートル前後で、境川橋近くまで津波の影響があるとしています。▲引地川の河口付近も8メートル前後で、長久保緑橋付近まで影響があるとしています。

住宅街をみますと、▲片瀬海岸2丁目と3丁目は、2メートルから4メートル台が目立ちます。片瀬橋付近は、5メートルを超えるところもあります。▲片瀬4丁目と5丁目は、1メートルから3メートル台が多くなっています。
▲松が岡1丁目、および2丁目から4丁目の海側は、数十センチから2メートル台です。

▲鵠南小学校がある鵠沼海岸4丁目は、3メートルから5メートル台が多く、▲湘洋中学校がある辻堂東海岸4丁目は、2メートルから4メートル台が多く、両方とも一部は6メートルを超えるところがあります。

▲鵠沼海岸1丁目から3丁目、5丁目は、2メートルから4メートル台が多く、鵠沼橋付近は、5メートルを超えるところもあります。▲鵠沼海岸6丁目と7丁目、▲辻堂太平台2丁目、それに▲辻堂東海岸2丁目と3丁目は、数十センチから2メートル台です。

▲海浜公園がある辻堂西海岸3丁目は、1メートルから4メートル台ですが、1丁目と2丁目の海側は、数十センチから1メートル台です。

これらの数字は、区域ごとで多い水位を、私なりに選んだものです。正確な水位を知りたい方は、ぜひ藤沢市のサイトから「津波ハザードマップ」、または神奈川県のサイトから「津波災害警戒区域」を検索してください。

基準水位

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