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藤沢市は5月17日から新型コロナワクチン個別接種の予定

藤沢市は、新型コロナウイルスのワクチンの個別接種を5月17日から開始する予定だと発表しました。

ワクチンについては、医療従事者から接種を開始し、次に高齢者の順となっていました。しかし、供給が少ないため、藤沢市では、クーポン券の発送を見送る一方、接種は高齢者のうち入院している方に限られていました。

ようやく、供給のめどが立ったことから、23日からクーポン券の発送を始めたものです。供給されるのは、来週までに13箱、そして再来週からの2週間に45箱、回数にすると合わせて6万5000回分余りです。

供給量に応じて、年齢の高い方からクーポン券を発送することになっていて、おおむね85歳以上の方には来月10日ごろまでに発送するとしています。

藤沢市は、市内にある医療機関で個別接種を実施するほか、大きな体育館や市民センターなどで集団接種を実施したい考えです。集団接種の場合、予約は、電話またはネットを使った予約となります。

個別接種は、来月10日以降を予定していて、それぞれの医療機関に予約を入れることになります。医療機関はおよそ160の見込みで、「広報ふじさわ」などで発表するとしています。

変異ウイルスが関西で広がる中、東京都には緊急事態宣言が出され、神奈川県にはまん延防止等重点措置が適用されています。

「まん延防止」の対象は、大型連休を前に鎌倉市などが追加されましたが、藤沢市は外れました。藤沢市は、この理由について、「感染状況の数値的な根拠に基づいて、神奈川県が指定するもので、自治体からの要望に基づくものではない」としています。

確かに藤沢市の新規感染は横ばいですが、27日から、18人、11人、12人と3日間、二けたが続いています。県内の平均陽性率も6%を超え、変異ウイルスの累計も659人に上っています。

藤沢市が交通の要衝で、観光地・江の島を抱えることを考えれば、人出が集中する可能性があります。

藤沢市は、注意を喚起する看板設置や防災無線による呼びかけなど対策を講じるとしていますが、変異ウイルスの特質を考えれば、たとえ空振りでも最悪の事態に備えるべきだったと思います。神奈川県が指定しなかったからではなく、藤沢市から積極的に働きかけるべきだったと思います。
保健所政令市なのだから、余計にリーダーシップを発揮する場面なのに残念です。

新型コロナウイルスワクチン

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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