元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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世田谷区の「自由に遊ぶ冒険遊び場」

東京・世田谷区の羽根木公園の一角には、子どもたちが「自由に遊ぶ冒険遊び場」として知られる羽根木プレーパークがあります。

羽根木プレーパークは、普通の公園ではなかなかできない泥遊びや木登りなどができる自由な遊び場をめざして、1979年に作られました。世田谷区が資金や場所を提供し、運営するNPO法人「プレーパークせたがや」は、研修を受けた職員・プレーワーカーのほか、地域のボランティアたちで構成されています。プレーワーカーは、子どもたちが遊びたい気持ちを応援し、思い切り遊ぶ環境を整えることが役割です。子どもたちの主体性を奪わない程度の「見守り」も行ないます。

NPO法人では、遊ぶことは、自分で自分自身を育てているのだと強調します。誰かに教えてもらうのではなく、自ら体力や知力や感覚や心を育んでいるのだと指摘します。とくに一見、危ない遊びをすることで限界に挑戦しているのであり、むやみに止めるのは成長の機会を奪いかねないと言います。

ところが現実は、小学生の多くが外で遊んでいません。地域と保護者、両方からの苦情の結果、禁止事項だらけの公園が誕生したことも一因です。NPO法人では、保護者に「プレーパークは自由に遊ぶための場所であり、冒険や挑戦の中にはけがもあること」を伝えます。けがの割合も何回も来るうちに低くなる傾向が出ているそうです。世田谷区のプレーパークは、いまでは4か所に広がっています。

遊び場づくりには長い歴史があります。アメリカでは、20世紀はじめ、「プレイグラウンド運動」が盛んで、専門の協会も設立されたほどです。都市化が進み道路でしか遊べなくなった子どもたちが、交通事故に巻き込まれたのです。プレイグラウンド・遊び場は、一挙に広がりますが、教育的観点から教育委員会が主導して学校内につくるケースが多かったようです。これに対して、地域に開かれた遊び場をめざして、自治体の主導で公園内につくるケースが増えていきます。これは、後のレクリエーションの場としての公園につながっていきます。

時代は変わりましたが、子どもが自由に遊べる場所の確保は、いつの時代でも課題であることが分かります。海と緑と調和したまち、藤沢市こそが率先して、身近な公園に自由に遊べる場所をつくれば大きな特徴になると思います。

羽根木プレーパーク

羽根木プレーパーク

羽根木プレーパーク

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