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藤沢市の公共施設再整備 第3期短期プラン

藤沢市は、公共施設のうち、優先して再整備する短期計画の素案を明らかにしました。

3期目に当たる今回の「短期プラン」は、今年度から4年間の計画を示したものです。すでに辻堂市民センターや、善行市民センター、鵠南小学校、北部環境事業所などの再整備が進められているほか、市民会館や村岡公民館、廃棄物を収集する環境事業センターなどの再整備も実施計画に入っています。

今回は、新たに▲鵠沼中学校、▲辻堂小学校、▲石名坂環境事業所、▲善行保育園と善行乳児保育園、▲鵠沼保育園がこれまでの検討事業から実施事業に昇格しました。このほか、▲観光地としての魅力を向上するため、江の島サムエル・コッキング苑が追加されたほか、▲スケートパークとしての機能を向上するため、鵠沼海浜公園、さらに▲三大谷戸の一つである遠藤笹窪の公園整備も実施事業に加えられました。

一方、検討事業となっているのは、▲太陽の家、▲片瀬山市民の家、▲鵠沼市民センター、▲鵠洋小学校、▲片瀬小学校、▲南消防署の苅田出張所、▲北消防署の善行出張所、▲老人福祉センターやすらぎ荘で、今回新たに▲明治小学校、▲明治中学校、▲藤沢小学校、▲白浜養護学校の過大規模化解消事業、▲北消防署の御所見出張所、▲旧桔梗屋が加えられました。

348に上る主な建物を対象に、築年数や耐震性などを点数化して優先度を示した一覧では、太陽の家が5位、片瀬小学校が11位、辻堂小学校が12位、鵠洋小学校が16位、明治小学校が20位、藤沢小学校が22位などとなっています。

計画のうち実施事業は19事業で、検討事業は14事業になります。実施事業の想定事業費は合わせて261億円余りです。新型コロナの影響で策定が遅れましたが、今後、「長期プラン」を含めた「第3次プラン」を決めます。

再整備における基本方針として、藤沢市は、安全性の確保、長寿命化、そして機能集約と複合化による施設数の縮減を掲げていて、これまでも市役所や、藤沢公民館と労働会館、藤が岡保育園などの再整備を完了しています。

公共施設の建物は、大小1400以上あり、延べ床面積のうち学校など最低限必要な義務施設が64%を占めています。既得権益に関わるだけに大変だと思いますが、計画の目的が財政支出の抑制であるならば、残る任意施設をもっと大胆に減らす必要があると思います。客観的な基準をつくった上で、必要性から見直す行財政改革の視点がもっと必要だと指摘しています。

藤沢市の公共施設再整備 第3期短期プラン

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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