藤沢市鵠沼地区の住宅街に新しい公園「上藤が谷公園」が完成し、オープンしました。
この公園は広さが1500平方メートルの街区公園で、一面に広がる天然の芝生が特徴です。神奈川県の宿舎だった場所を市がおよそ2億円で買い取って、6800万円かけてつくりました。
市は近隣住民の方たちとこの一年間意見交換し合って、その結果、子どもたちが思いっきり遊べる公園、災害時に一時的に避難できる公園、遊具は最低限に絞った公園などの意見が出されたということです。
わたしは子どものころ、近くの空き地で遊んでいました。いま子どもたちに必要なのは自由な発想で遊べる空間をつくってあげることです。わたしは、子どもたちが自由にのびのび遊べる公園を増やすよう提案しています。今回、まさに地元に芝生が広がった公園ができたことを喜ばしく思っています。
芝生がある公園と言えば、市内では辻堂の神台公園や湘南台公園など大きな「近隣公園」が知られていますが、上藤が谷公園のような芝生が広がる身近な「街区公園」は珍しいということです。街区公園は300以上ある市内の公園のうち9割近くを占めます。
天然芝は年に数回の草刈りが必要となりますが、身近な街区公園でこのような芝生がある公園ができたことは景観にもいいし、周辺の住環境の価値を大いに引き上げたと思います。藤沢駅南口に芝生がまばゆい公園広場をつくるのをはじめ、上藤が谷公園のような街区公園も同時に増やしていくことで藤沢市全体の価値を高めたいと思います。
