元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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海水浴場と医療ひっ迫度

藤沢市の片瀬東浜と西浜、それに鵠沼海水浴場が恒例の海開きを迎えました。

海水浴場については去年の夏も藤沢市内は開設となりました。しかし新型コロナの新規感染が増えて、神奈川県も緊急事態宣言の対象となり、ほかの海水浴場がすぐに閉鎖を決めたのに対して、藤沢市では閉鎖の判断が遅れて批判の声も出ていました。

このため海水浴場を開設する組合と藤沢市などでつくる協議会は、今年の開設の前に感染が拡大した場合の閉鎖の基準をつくりました。それによりますと▲まず県のガイドラインを守り、閉鎖の要請があれば従うとしています。

そして要請のあるなしにかかわらず、▲県が発表する医療のひっ迫度・病床確保フェーズのほか、▲県全体の病床利用率を基準とするとしています。対象となるのは重症の入院患者で、分母となる病床数については「すぐに使える病床」ではなく、「最大確保病床」としています。

また、▲藤沢市の1週間の新規感染者数、および▲それに占める重症患者の割合・重症率を基準とします。協議会ではこれらをカテゴリーごとに点数化しており、合計点で判断するとしています。基準が複雑すぎる気もしますが、総合的な判断が必要だとしています。

去年の3つの海水浴場の人出は56万9000人余りとなりました。コロナ危機が始まった前の年の2倍でしたが、例年の3分の1にとどまっています。今年はオミクロン株が爆発的な感染となり、特に中等症患者の増加が目立ちました。現在、「第7波」突入かと言われるくらい新規感染が市内でも急増しています。観光経済を回しつつ、医療のひっ迫具合を基準に早め早めの対応を取ってほしいと思います。

海開き

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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