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藤沢市役所本庁舎の有効活用

藤沢市の企画政策部は、本庁舎5階にある「市民ラウンジ」を有効活用するため、仕事や勉強などに使える場所に変えました。

市民ラウンジは、オリンピック・パラリンピックの機運を醸成するため、展示などに使われてきました。今回、市民ラウンジをより市民にとって親しみやすく、役立つ場所にしようと有効活用が図れるもので、7日から毎日、午前8時半から午後8時半まで使えます。

具体的には、仕事のスペースとしてカウンター仕様の机や会議用の大きな机に椅子が用意されるほか、憩いのスペースとして小さな机と椅子が用意されます。全体では30人規模が利用できる場所に生まれ変わります。このほか、卓上などには電源やUSB用のコンセントが完備されます。また料金を払って個人が仕事に没頭できる個室型のスペースも作られています。

コロナ危機で会社に出社せずに仕事するリモートワークが流行り、市内にもシェアオフィスなどが増えました。また受験生などが勉強する場所として会議室が開放され、好評を得ました。

企画政策部ではこのほかにも、公共施設の有効活用をめざして去年6月から実験的に本庁舎の一部を貸し出す取り組みを始めています。対象となっているのは、本庁舎の▲地下一階にあるイベント広場、▲5階にある屋上庭園、▲それに本庁舎東側に広がるサンライズ広場です。

施設を借りるには、申請を出し、認められれば無料で使うことができます。市民のサービスおよび利便性の向上にちうながることが目的で、公序良俗に反しないことや、騒音など悪影響がないこと、政治や宗教的な活動は駄目なことが条件です。

取り組みは3月までですが、12の団体がミニコンサートやミニカフェ、フリーマーケット、空手やヨガなどに使っています。同じグループが連続して使うなど100日以上の実績があります。こうしたトライアル・サウンディングの試みは、市民会館近くの奥田公園についても実施していて、マルシェなどに使われています。

本庁舎の西側の広場ではキッチンカーやマルシェなども行なわれていますが、人々が集まる市役所こそ、もっと活用すべき場所です。わたしは本庁舎内を現代アートで包み込む「美術館」にしたいと思っています。いろいろな発想があっていいと思います。

藤沢市役所本庁舎の有効活用

藤沢市役所本庁舎の有効活用

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