阿部昭氏の藤沢市鵠沼への想いが感じられる作品の一片も紹介されました。
阿部氏はこう書いています、
「海を我が友と呼ぶのは気がひける。50年近く住んでいるので、友達呼ばわりさせてもらおう。本当に有難い相手のことは忘れているのが常だ。姿は見えないが声が聞こえる、相手がそこにいるだけで安心しているのだ」
「松の木の多い土地で、松林に囲まれて暮らしてきたが、取り立てて考えたことはなかった。それが今ごろになって気になり出したのは、年齢のせいに違いなかった」
現在の自分の気持ちと相通じるところがあったので、ハッとしました。