8年前、ゴミの有料化を実施した藤沢市の昨年度の全体の排出量は、前年度と同じ13万7000トンとなっています。このうち家庭からのゴミがやや減って10万1000トン、事業者からのゴミがやや増えて3万5000トンとなっています。
人口が少し増えていることを考えれば、全体の排出量は抑えられていると言えます。とくに事業者のゴミが微増となっているのは、大型商業施設や製薬大手の研究所での排出が増えたためとみられます。一方、ビンやプラスチック容器などの資源化率は35%で、やや下がっています。また簡易包装などに協力している店舗は、130店ありますが、藤沢市としては200店まで増やしたい考えです。
人口が増加している間は、少なくても現在の水準を維持していくことが大事だと思います。市民の動機付けとなるような数値目標を大々的に掲げて、全市民を挙げて減量に取り組むことが求められています。