元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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オリンピックにおけるテロ対策訓練

オリンピックの会場となる藤沢市の江の島などでテロを想定した本格的な訓練が行なわれました。

これは神奈川県などが実施したもので、警察や消防など900人以上が参加しました。
まず片瀬江ノ島駅で到着した列車内で爆発が起こり、けが人が出ているという想定で始まりました。駅員らが英語を交えて乗客を誘導する一方、駆け付けた救急隊員らがけが人を搬送しました。駅前の広場では、けがの程度によって、治療や搬送する優先順位を決める「トリアージ」が行なわれました。

引き続いて江の島のヨットハーバーでは、サリンがまかれて、けが人が出ているという想定で訓練が行なわれました。NBC=核・生物・化学兵器を用いたテロへの対策は、わたしも取材したオウム真理教による事件を機に重視され、専門部署が設けられています。

会場では、有害物質の検知や、汚染の拡大を防ぐための区域設定が行われると共に、けが人の救出が行われました。こうした作業には、有害物質の付着などを防ぐ化学防護服が活用されました。一方、けが人については、二次汚染を防ぐため、けがの程度に応じて、除染が施されました。

最近のテロの特徴は、車を使って一般市民を狙うものです。ニースやバルセロナなど海岸近くの観光都市が標的となっています。またグループではなく、単独犯による犯行が目立っています。タイムズスクエアでは、暴走した車が歩道に進入しないよう、強固なブロックの塊を配置しています。国道沿いでもさらなる対策強化が必要かと思っています。

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先駆的な取り組を行う「湘南慶育病院」がOPEN

藤沢市の慶応大学湘南藤沢キャンパスの近くに新しく総合病院である「湘南慶育病院」がオープンしました。
この病院は、東京の医療法人が経営するもので、建物は5階建て、合わせて230のベッドが設置されます。土地柄、緑に囲まれていて、場所によっては富士山も眺められる素晴らしい環境です。

内科から外科まで揃っていますが、力を入れるのが、患者の回復期における最先端のリハビリです。例えば、脳卒中で手足が思うように動かせない患者の場合、指を動かしたいと考える脳波を受けて、機械が指を動かします。これを繰り返すと神経回路が回復していくという技術です。

また慶応大学とも連携して、老化を防ぐアンチエイジングや、医療のビッグデータの分野で、診療データを大学に送り、分析結果を受け取るなど協力し合います。さらにハイテクを使った在宅での診療にも取り組みたいとしています。

当初は10名の常勤医師が対応しますが、来年度からは倍増する予定です。
北部での病院の開設は、喜ばしいことで、外来の診療も受け付けています。

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増加する藤沢市内の交通事故

藤沢市での交通事故を減らすため、市民を挙げて交通安全への意識を高めようという大会が市民会館で開かれました。

警察によりますと今年に入って9月までの市内で起きた事故件数は、1108件で、前の年の同じ時期より202件増えています。また死亡した人数は6人で、4人増えています。お年寄りの増加に伴って、事故件数が増えているほか、自転車が関わる事故が急増しているのが特徴です。

自転車の悪質な運転は全国的にも問題となっていて、加害者への多額の損害賠償を命じる判決が相次いでいます。このため、各地で自転車を乗る人に対して、保険への加入を義務付ける条例が施行されていて、先月からは名古屋市でも導入されています。

自転車のマナーの悪さについては、よくお声を耳にします。特に最近は、イヤホンを付けたままの運転が目立っています。法律では大音量での音楽やイヤホンの使用は禁止されています。それなら小さい音や片耳ならいいのかということになりますが、安全運転に必要な音や声が聞こえない状態は違反だということです。わたし自身も自転車を愛好するので、自戒すると共に安全講習の受講義務化など対策の強化が必要なのではないかと考えています。

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MLBワールドシリーズを見て思うこと

大リーグのワールドシリーズは、アストロズが、ドジャースを下して
初優勝しました。シリーズの楽しみの一つが、誰が始球式を行なうかです。
ロサンゼルスでの第1戦では、黒人初の大リーグ選手、ジャッキー・ロビンソン氏の遺族、そして第2戦では、メキシコ出身の名投手、フェルナンド・バレンズエラ氏が登場しました。

ドジャースの歴史は、まさに多様性の一言に尽きます。あの野茂英雄氏の活躍も忘れられません。
今回、ダルビッシュ投手への人種差別的とも取れるしぐさがありましたが、これに対するダルビッシュ投手の対応が、素晴らしく、絶賛されました。

人種差別をめぐっては、黒人選手が7割を占めるプロフットボールやプロバスケットボールでも対立が持ち上がっています。
日本でも外国人へのヘイトスピーチは、後を絶たず、また一部の政党では参政権の問題が議論されました。

日本も少子化対策として、出生率の向上をめざしていますが、ほとんどの先進国では二人に達しません。いずれ移民の受け入れが不可避になるという指摘が説得力をもつ所以です。人種差別をめぐる問題は、決して他人事ではないのです。

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集中豪雨などによる浸水対策「貯留管」

藤沢市は、集中豪雨などによる浸水対策として、雨水を一時的に地下で貯める「貯留管」の設置を進めています。市内にはこれまで辻堂西海岸、羽鳥、鵠沼神明、そして鵠沼藤が谷の四か所で設置されています。

現在、善行駅付近で新しい貯留管の建設工事が進められています。場所は、東口にある藤沢北消防署の出張所近くから始まり、西に向かって、小田急線を越えて、善行駅の北にある交差点まで達します。貯留管はこの交差点から今度は北に向かって、線路の西側沿いに設けられます。

貯留管は、直径が3メートル近いトンネルのようなもので、シールドマシンと呼ばれる大型掘削機を使って、地中を掘りながら、後方に壁面を作っていきます。その長さは、600メートルで、貯留できる量は、3000トンを超えます。深さは、深いところで20メートル、浅いところで10メートル位です。

事業費は、およそ16億円で、来年夏の供用開始を目指しています。善行は、坂道が多いことで知られ、貯留管が完成すれば、低地での浸水が抑えられると期待されています。まさに縁の下の力持ち的な存在になります。

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藤沢市議会議員 清水竜太郎
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