元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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辻堂市民センター来年度工事へ

藤沢市の辻堂市民センター・公民館の再整備に向けて、実施設計がおおむねまとまりました。藤沢市は来月、住民説明会を行なった上で、来年度半ばにも工事に着手したい考えです。

再整備をめぐっては、住民との合意形成が十分でなかったことから、藤沢市では、アンケート調査をはじめ、意見聴取に努めてきたとしています。
解体された県職員住宅の跡地に建設される施設は、複合化が図られ、東側に市民センターと公民館だけでなく、消防の出張所が設けられます。西側には2面のテニスコート、中央近くに上階が体育館となる駐車場ができます。北側沿いについては、住民に配慮して、緑を多く植えます。

市民センターの建物ついては、▲1階は、事務室や図書室が広くなるほか、地域包括支援センターなど、▲2階は、防災備蓄倉庫や保育室、談話室が入ります。▲3階は、ホールと音楽室です。
東側の通りに面する玄関付近は、建物がガラス張りになっていて、木材も使われます。市では2021年度のオープンを目指しています。

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湘南江の島駅がリニューアル

湘南モノレールの湘南江の島駅が、今月からバリアフリーが整った駅舎として、生まれ変わりました。

湘南モノレールは、経営者が変わり、改革に乗り出しています。まずモノレールを高低差を楽しめる乗り物として売り出しています。また、観光客に人気が高い江の島に出向くのに便利な公共交通機関だと強調しています。

新しい駅舎は、エレベーターとエスカレーターが整備され、ホームがある5階まで行き来できます。出入り口も、鎌倉口、江の島口、それに藤沢口の三カ所に増えています。さらに富士山など風光明媚な景色を楽しんでもらうため、5階に特別なテラスを作りました。

最近では、星が大好きな王子が、相棒のネコと冒険する絵本を題材にしたイベントが開かれました。列車をロケットに見立てて、車内でキャラクターが登場したほか、終着駅の湘南江の島駅では、紙芝居や音楽会が開かれるなど単なる「運輸」からの脱皮が図られています。

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「村岡新駅」費用負担割合で合意

藤沢市の村岡地区に新たな駅をつくる構想の実現に向けて、神奈川県と藤沢市、それに鎌倉市が費用負担の割合で合意し、協議会を立ち上げました。

この構想は、新駅を設置すると共に、村岡地区と隣り合う鎌倉市の深沢地区を一体的に整備しようというものです。新駅の建設だけで160億円の費用がかかる見通しであることから、鎌倉市との負担割合について話し合いが難航していましたが、今回、県が3割負担するほか、残りの半分をそれぞれ両市で負担することで基本的に合意しました。これを受けて三者は、協議会を設立すると共に、JRに対して新駅の設置や費用の負担を要望することを確認しました。来年度の新駅の概略設計に着手する一方、周辺の一体整備と両地区を結ぶシンボル道路については、再来年度の都市計画決定を目指すとしています。

新駅構想をめぐって、藤沢市は、村岡地区を6つの重要拠点の一つとして捉えています。新駅が利用できる路線については、根岸線の延伸は立地上、難しいこともあり、東海道線が想定されています。三者は、今年度中にもJRに対して新駅の設置を要望したい考えです。

東海道線に新駅ができれば、藤沢駅や辻堂駅のみならず、県西部の利用者にも影響します。また鎌倉市を含めた新駅一帯のために巨額の費用を使うことに対して、全市民的な議論も必要です。

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東京五輪の江の島駅前整備問題

小田急の片瀬江ノ島駅前広場の整備について、藤沢市は、車道を閉鎖するとした方針を撤回すると共に、東京オリンピックまでの整備にこだわらず、一から検討し直すことを明らかにしました。

藤沢市は、駅前にある広場を活用するため、日中は車両が通行できる車道を完全に閉鎖する方針を明らかにし、住民への説明を進めてきました。ところが、生活道路として使っている住民からの反発が強く、一定の割合に達したことから、方針を撤回したものです。

藤沢市としては、オリンピックまでの整備をめざしていましたが、それにこだわらず、住民との話し合いを重ねながら、改めて整備方針を決めたい考えです。車道をめぐっては、以前、検討されたように平日だけ開放する案なども含めて、一から検討し直すとしています。

片瀬江ノ島駅については、小田急電鉄が、いまの竜宮城風の外観を活かした新しい駅舎に建て替えることになっています。

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医学部・歯学部向け奨学金制度を創設

藤沢市は、医師や歯科医師をめざす子どもたちを応援しようと新たな奨学金制度を始めます。

この制度は、藤沢市に在住していた国際的なオペラ歌手、白石敬子氏による5000万円の寄付金を活用するもので、亡くなった白石氏の意志を踏まえたものです。
対象となるのは、藤沢市に住む経済的に恵まれない子どもたちで、
大学の医学部や歯学部に進む場合です。奨学金が与えられるのは毎年一人で、入学金が30万円、授業料が年間で72万円、6年間で合わせて462万円が上限となっていて、卒業すれば返済は不要です。

選考に際しての要件は、原則として、高校2年の評定平均が、3点7以上で、目的や意欲が高いことなどとなっています。応募は、高校3年が基本ですが、学ぶ意欲を支援するため、申し込むとき、20歳までなら可能しています。

奨学金が適用されるのは、2020年4月の入学からで、来年6月に募集を実施し、7月から9月に選考を行なう予定です。選考は、二次審査まであり、成績と小論文、そして面接が内容となっています。
私立大学となると授業料は、奨学金ではまかないきれませんが、教育委員会では、医師や歯科医師になる第一歩を踏み出すきっかけにしてほしいと話しています。

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藤沢市議会議員 清水竜太郎
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