元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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藤沢市内で新型コロナ感染確認

藤沢市は、11日、市内に住む女性2人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。
感染が確認されたのは、40代の会社員と20代の学生で、同居している親子だということです。いずれも症状は軽く入院しているということです。
ほかの同居家族については、検査で陰性が確認されているとしています。

会社員の女性は先月28日に発熱し、倦怠感があり、今月7日にせきが出たということです。

学生の女性が1日に発熱していることから、母親から娘に感染したとみられます。
2人は10日に検査を行なった結果、感染が分かったということです。

会社員の女性は、2日に藤沢市と羽田空港を結ぶバスを利用していたとしています。この際、マスクを着けていて、まわりは空席が多かったということです。

ジャック・ウエルチ

アメリカで伝説の経営者として知られたGE・ゼネラルエレクトリックのジャック・ウエルチ元会長が亡くなりました。

学生時代、ウエルチ氏の方法論に大きな影響を受けました。経営戦略の講義は、置いてきぼり状態でしたが、ウエルチ氏の理論だけはおもしろくて、心に刻まれました。なぜなら、これは会社だけでなく、行政、そして人生にも応用できる理論だと思ったからです。

ウエルチ氏は、老舗企業GEを復活させ、文字通り全く違う会社に変えました。その理論は明確で、いまや行政用語ともなっている「選択と集中」を実践しました。
具体的には、業界で一位か二位ではない事業は、売却するか廃止します。そして中核事業や競争力のある事業に投資したのです。

こうしてGEは、航空エンジンや医療機器、金融、放送などに特化した企業に生まれ変わりました。
もちろん事業の整理に伴って大量の解雇者を出し、批判もされました。
現在はGEも苦しんでおり、新たな戦略が求められています。経営改善に終わりはありません。

藤沢市にも新しい戦略が必要だと思います。財源が限られている中、何がまちの価値かを根本的に見直し、その価値を引き上げることが大切です。

これまでのようにただ漫然と湘南ブランドを食いつぶす時代に終止符を打たなければなりません。
「自分の人生は自分で支配しろ、さもないと他人に支配される」。ウエルチ氏の言葉は、人生に限らず、政治にも大いに当てはまると思います。

ジャック・ウエルチ

小田原市のSDGsへの取り組み

「持続可能な社会」の実現に向けて自治体として先行する小田原市の加藤市長が、先月、都内で講演し、カギとなる人材育成の取り組みを紹介しました。

この中で加藤市長は、小田原市について、海や山など自然に恵まれ、地域のつながりもあるとして、「命を支えるすべてがある」と指摘しました。
そして地産地消や観光など経済、太陽光エネルギーなど環境、そして地域社会の三つを循環させることが大切だと述べました。

小田原市のユニークな点は、この循環を回すため、担い手の育成に努めているところです。小田原市は、「おだわら市民学校」と呼ばれる人材育成プログラムを設けています。

2年間の過程となっていて、1年目は基礎コースとして、14回にわたって、小田原市の魅力や課題全般について学びます。座学だけでなく、現場の視察も行ないます。
2年目は専門コースで、8つのコースに分かれます。受講生は、福祉、子育て、自然環境、歴史文化、農業などから選んで、専門性を身に着けます。
「学校」は始まって2年目が終わる段階ですが、50人以上の老若男女が参加して、地域の担い手になろうとしています。

藤沢市も福祉を中心に地域と連携する「地域包括ケアシステム」の確立に努めていますが、担い手不足が課題です。自治体自ら専門的な担い手を育ててしまおうという小田原市の取り組みは、参考になります。

小田原市のSDGSへの取り組み

 

新型コロナウイルス感染 藤沢市の対応

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、藤沢市保育課は、市内の認可保育施設に対して、家庭で保育が可能な場合、できる限り、保育所に行くのを控えてもらうよう協力を求めています。
また、保育所に行く時間を遅らしたり、帰える時間を早めてもらうよう協力を求めています。
このような登園の自粛は、25日までの要請だとしています。
公立保育所の卒園式については、規模を縮小して行ないます。参加は園児のほか、保護者はひと家庭1人だけとしています。

藤沢市内でもマスクに続いて、トイレットペーパーやティッシュもなかなか手に入りにくい状態です。

藤沢市経済部によりますとお店側が自主的に購入制限をしている状況で、規制するように協力を働き掛けるのはなかなかできないということです。

一方、政府は、必要な分のマスクを購入すること、トイレットペーパーなどは国内生産で在庫はあるとして落ち着いた行動を取るよう呼び掛けています。

藤沢市では、施設の利用などにも影響が出ています。

▲総合市民図書館や南市民図書館、辻堂市民図書館、湘南大庭市民図書館は、31日まで閲覧席などの使用を中止しています。
そして6日からは、貸し出しについても予約した本などの受け渡しと返却のみにサービスを縮小します。書架への立ち入りはできません。

▲藤沢市役所の本庁舎は、1階と9階の市民ラウンジと呼ばれるスペースを当面の間、縮小しています。

▲湘南台文化センターこども館は、31日まで休館です。▲秩父宮体育館や秋葉台体育館は、31日までトレーニングルームなどの使用を中止します。▲秋葉台公園プールや八部公園、それに石名坂温水プールも、31日までプールなどの使用を中止しています。

▲4か所の子育て支援センターは、当面の間、休館です。▲3か所の老人福祉センターは、16日まで休みです。

新型コロナウイルス感染拡大対策

湘南台駅の地下通路でアート

藤沢市の湘南台駅の地下通路で、音楽や絵画を楽しもうというイベント「アートスクエアプロジェクト」が実施されました。

これは地元の有志が開いたもので、湘南台駅の地下通路の一角を藤沢市から借りて、初めて開きました。
会場には、東京オリンピックのセーリングを応援する絵画展や、ソプラノの独唱、それにハーブの演奏などが行われました。
日ごろ、ただ通り過ぎる地下通路が文化の発信拠点となっただけに、市民が足を止めて演奏などに聞き入っていました。

わたしは、藤沢駅を湘南のまちを感じさせる駅舎に建て替えるとともに、美術館の役割をもたせたいと提案しています。それだけに今回の湘南台駅での取り組みには、たいへん勇気づけられました。

有志グループでは、地下通路へのピアノの設置を計画していて、藤沢市と交渉する一方、ピアノの提供を呼び掛けています。
通りがかりの人が気軽に弾ける「ストリートピアノ」は、世界的に人気で、横浜市の馬車道駅や、浜松市の浜松駅などが有名です。

文化芸術は、これまでの美術館やコンサート会場を飛び出して、まちの中に展開していく時代だと思っています。

アートスクエアプロジェクト

アートスクエアプロジェクト

アートスクエアプロジェクト

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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