7月1日のオープンを前に新しい藤沢市南市民図書館と市民ギャラリーが、公開されました。
前の図書館は、開館から半世紀余りで、バリアフリーにも対応できず、老朽化が進んでいました。
このため、暫定措置として、小田急湘南ゲートの6階に入ることになったものです。
新しい図書館の広さは、前とほぼ同じで、本などの数は3分の2の12万点となっています。西側には、子ども用のスペースが広く取ってあり、絵本などが並んでいます。
東側の中央には、藤沢駅のビルから移転してきた市民ギャラリーが入っています。ガラス張りの室内は、明るい雰囲気で、図書館との同時利用で、集客が期待されます。
北側には、63席の閲覧席が並んでいます。前と比べて、席の数が減りますが、会議室をできるだけ開放することで、対応したい考えです。
新しい図書館は、バリアフリーに対応しています。車イスが利用できる幅があり、エレベーターを使ってもらうことになります。地上の玄関も、車イスが出入りしやすいよう、一か所で、手押しで開け閉めするドアをなくしています。また本が取りやすいように、書架を4段に下げています。
開館時間は、平日が午前10時から、午後8時まで、土・日曜が午後6時まで、休館日は毎月第2月曜日となっています。
新しい図書館は、暫定ではありますが、市民会館の建て替え計画がまだ進んでいない中、当分、小田急湘南ゲートの利用がつづくとみられます。
藤沢駅前の再生に力を入れている立場から、小田急との復活と共に相乗効果を期待しています。