新型コロナウイルスの影響で藤沢市内の学校も休校となりましたが、自宅でもスマートフォンなどを使って勉強できる教材が注目されています。
藤沢市教育委員会が去年末から導入しているのが、東京・新宿の会社が開発したソフト「ラインズeライブラリ」です。
市内の中学校でもともと学習の振り返りなど補助的な教材として、教室にあるパソコンを通してグループ単位で使ってきました。
学校の授業は、来月から再開される予定ですが、今月、休校措置で自宅にいる生徒の中にはこのソフトを使って勉強する生徒もいるということです。専用のIDがあれば、誰でもスマートフォンやタブレット端末を通して利用できます。
藤沢市でも国の進める「GIGAスクール構想」に基づいて、中学校などに1人1台、タブレット端末を整備する計画です。藤沢市では、支援教育に力を入れてきた経緯もあり、IT環境の整備が遅れていましたが、ようやく本腰を入れることになります。
今回のソフトについても、教育委員会では、生徒一人一人が自分の習熟度に合わせて勉強したい場合に活用していきたいと話しています。