元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

清水竜太郎のオフィシャルサイトです

名護市辺野古での土砂の投入

政府は、沖縄の普天間基地の移設計画を進めるため、名護市辺野古での土砂の投入を始めました。
県知事選挙で、移設反対派の玉城知事が当選したことから、民意は示されたはずです。通常、民意は政策に反映されるのが筋ですが、安全保障は政府が主体のため、移設計画が強行されています。

わたしは改めて選挙は大事だと痛感しています。21年前、海上ヘリ基地の建設については、市民投票で反対が明確になりました。しかしこれに基づいて反対を掲げた大田知事は敗れ、それ以降、移設容認派が4回連続で勝利しています。稲嶺知事は期限付き、仲井真知事は沖合への移動という条件を付けましたが、政府からは、容認と受け止められました。とくに2010年の知事選挙では、鳩山政権 が、一時県外移設を模索したことから、県民の期待が高まりました。仲井真知事は、県外が望ましいとして、争点化を避けました。県内への移設反対は語らず、再選されました。

次の選挙で移設反対を掲げた翁長知事が当選しましたが、選挙結果だけみれば、県民の選択は一貫してきたわけではないのです。もちろん、選挙は、一つの争点で決まるわけではありません。ただ投票の結果が、どういうメッセージを内外に伝えることになるか考えることは、重要なことです。だからこそ、選挙は大事だと感じるのです。

2か月後には県民投票が実施されます。拘束力はありませんが、政府が再び民意を踏みにじれば、国民は投票しても仕方がないと政治をあきらめ、民主主義が機能しなくなるのではないかと心配です。

f:id:ryotaroshimizu:20181220130924j:plain

 

藤沢市議会議員 清水竜太郎
〒251-0052 藤沢市藤沢 991-19-901
© 2015 Ryotaro Shimizu All rights reserved.