藤沢市の2019年度予算案は、一般会計の総額で1490億円余りとなり、前年度より、7.6%増えています。2年ぶりの高い水準です。
歳入を見ますと半分以上を占める市税は、住民税と固定資産税が柱で、3.3%増えています。借金である市債は、大幅に増えて89億円余りとなっています。普通会計での 市債残高は、809億円に上っています。
歳出を見ますと半分近くを社会保障など民生費が占めます。通院にかかる小児医療費への補助が中学3年まで延長されるほか、地域の困りごとの解決に向けて取り組むコミュニティソーシャルワーカーを11人に増やします。
総務費は、市役所の分庁舎の整備や善行市民センターの建て替えなどで大きく伸びています。
教育費では、学習用のコンピューター配置を増やすほか、猛暑対策として残る8つの小学校へエアコンを設置します。
土木費では、オリンピックに備えて、公衆トイレなど片瀬江の島周辺の整備を進めます。
一方、特別会計は、1201億円余りで、1%増えています。下水道や介護保険で増加しています。