藤沢市の湘南台文化センターで、小沢征爾氏が指揮するオーケストラの演奏を生中継で、鑑賞するイベントが開かれました。
この音楽祭は、長野県松本市で毎年開かれているもので、去年までは「サイトウ•キネン•フェスティバル松本」と呼ばれていました。松本市が、姉妹都市であることから、藤沢市での生中継が実現しました。世界的な指揮者による演奏が聴けるとあって、600席の会場は満員となり、屋外でも演奏が聴けるよう、特別会場が作られました。
巨大なスクリーンに映し出された小沢征爾氏は、情熱溢れる表情でタクトを降り続けました。演奏が終わると、藤沢のホール全体も拍手に包まれました。
藤沢市は、クラシックやオペラの公演に力を入れています。文化都市としてのブランドイメージを保つためにも、こうした事業は重要です。
街全体が会場となる横浜のジャズ祭や、野外公演が有名なアメリカのタングルウッド音楽祭のような大々的な仕掛けができればもっといいと思いました。