新春を飾る藤沢市の消防出初式が石川にある消防防火訓練センターで開かれました。
出初式では恒例となっている「はしごのり」も披露され、はしごの上で足だけで身体を支えるなど技が決まると会場から大きな拍手が起こりました。また消防団による一斉放水も行なわれ、盛んな拍手を浴びていました。
藤沢市には400人の消防職員のほか、ボランティアの消防団員が500人おり、火事や災害に備えています。おととし一年間の火災発生件数は101件で、そのうち建物の全焼は、8件となっています。死亡者は3人で、けが人は20人です。火災の原因は、たばこが14件となっているほか、疑いを含めると放火が30件となっています。
また救急の出動件数は、2万2000件余りで、2万人余りが搬送されています。このうち6割が急病のための出動となっています。藤沢市消防によりますと市内の病院の受け入れ態勢が整っていることから、いわゆる患者のたらい回しは発生していないということです。