元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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市民オペラ発祥の地、藤沢

藤沢市の代表的な文化事業・藤沢市民オペラの生みの親として知られる指揮者、福永陽一郎氏を称えた記念碑が市民会館前に完成し、除幕式が行なわれました。

藤沢市民オペラは、当時の葉山市長と福永氏が協力して、1973年から始まったもので、「フィガロの結婚」など40年間で22回の公演を行なっています。一般市民で作るこうしたオペラは、全国的に広がり、藤沢市は市民オペラ発祥の地として、高い評価を受けています。

市民オペラの普及を実感した経験があります。今の伊豆の国市、旧韮山町で町民オペラの初公演を取材しました。題材は、平清盛によって韮山に流された若き源頼朝です。頼朝の恋愛から、平家打倒に立ち上がるまでの姿を描いたもので、舞台の成否を左右する照明係の夫婦を軸にリポートしました。オペラは、ソリストや合唱だけでなく、舞台装置が欠かせない総合芸術です。参加者一人一人が、自らの経験や特技を生かして舞台を作り上げていました。このグループは、今では伊豆市民オペラ協会を立ち上げ、世界遺産に登録された韮山反射炉を築造した江川担庵を題材にしたオペラを上演しています。

藤沢市もオペラに親しんでもらおうと努力しています。地元ゆかりの人物、例えば鎌倉入りを拒否され、最後はその首が白旗まで流れ着いたといわれる義経の悲劇、命のビザとして知られる杉原千畝氏の晩年とその復権などを題材にした創作オペラを作れば更に関心が高まるのではないでしょうか。

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藤沢市議会議員 清水竜太郎
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