藤沢駅北口にあるデパート「さいか屋」の6階と7階に新たに家具販売大手「ニトリ」が進出しました。「ニトリ」は、これまでの郊外型の店舗だけでなく、駅に近い都心部への出店を強めています。いわゆる貸店舗であるテナントで、最近では高島屋の新宿店にも進出しています。
さいか屋もテナントの受け入れを進めていて、すでに「カルディコーヒーファーム」や「好日山荘」などが出店しています。テナント料で稼ぐと共に、テナントの集客力を活用しようという狙いです。「ニトリ」は、2階分のフロアーを占めているので、かなり変わったという印象を持ちました。営業時間も午後9時までとなっています。5階となった催し場も広々としています。
現在のさいか屋・藤沢店は、1978年から営業を始め、南口にある小田急百貨店とともに街の顔となっています。しかしさいか屋自体の経営状況は厳しく、昨年度は営業赤字に転落し、川崎店と横須賀店も規模を縮小して営業しています。
売り上げの半分を占める藤沢店は、藤沢市にとっても重要なお店です。様々な営業努力で巻き返しが図れるか期待されています。
