大型連休中の江ノ電の混雑について、鎌倉市が実験的に実施した住民優先の取り組みの結果が発表されました。
この取り組みは、例年、江ノ電に乗車するための行列が、鎌倉駅の外まで続くなど混雑が激しいことから、住民にあらかじめ証明書を発行して、優先的に構内に入れるようにするものです。
その結果、今月3日は、混雑しませんでしたが、4日は午前11時ころから行列ができ、最も長くて100メートルに達したそうです。そして証明書を使って、行列に並ばずに構内に入場した方が、85人に上ったいうことです。証明書の発行枚数は、1471枚でしたので、6%の利用となります。
また観光客へのアンケート調査によりますと▲東京や県内からの観光客が半数で、▲2回目以上の方が66%となっています。そして▲今回の取り組みについて、好意的な回答が76%に及んでいます。
鎌倉市が実験をした同じ日にわたしも、独自に藤沢駅で調査をしました。わたしが撮影した下記の写真を見てお分かりのように4日にできた行列は、陸橋を超えて、西側にある眼鏡屋前まで続きました。去年を上回るおよそ120メートルに及びます。
鎌倉市と同じように藤沢市でも住民を優先する取り組みが必要だと思います。去年の議会で、実験に参加するよう訴えましたが、藤沢市は参加しませんでした。