6月議会では、「重度身体障害者の自立生活支援」について一般質問しました。
沖縄の友人が運営する自立生活支援センターは、たとえ重度の障害があっても、社会に出たいという強い気持ちがあれば、思い切って出てみる、できないところは助けてもらえばいいと呼びかけ、自立生活を支援しています。福祉の先進地、藤沢市の状況はどうなっているのかずっと気になっていました。
藤沢市は、自立生活に向けた本人の訓練の必要性について、「機能訓練施設はないが、生活をしやすくするため生活介護事業所を活用する場合もある。ケースワーカーや相談支援事業所を中心に相談支援していく」と述べました。
また自立生活に欠かせないヘルパーの研修や人材確保については、「市内の事業所に就労した場合は研修の受講料を一部助成している。今後は介護保険分野とも連携していく」と答えました。
さらに自己決定の考え促進については「相談員を対象に事例検討会を毎月行っている。昨年度に実施したアンケート調査と合わせて今年度は現場からの聞き取りを行ない、取り組み集としてまとめて周知する」と述べました。