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江の島で温暖化対策を

気候変動の第一人者である東京大学の山本良一名誉教授が、藤沢商工会議所で講演し、江の島を中心に地球温暖化対策に取り組むよう求めました。

この講演会は、環境団体・プラスチックフリージャパンが開いたもので、山本名誉教授は、台風や森林火災、熱波、氷河の融解、そして感染症などは温暖化が原因であることはもはや否定できないと指摘しました。

そして温暖化を防ぐため、危機認識を共有したうえで行動すべきだと強調しました。
そのうえで二酸化炭素の排出を2050年に実質ゼロにすることなど気候非常事態宣言を行なう自治体が増えており、藤沢市も宣言してほしいと要望しました。

興味深かったのは、山本名誉教授が、江の島をぜひ、排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルの島にしたらどうかと提案したことです。
わたしは、都会と自然の調和が売りの藤沢市こそ、積極的に環境問題に取り組むべきだと思っています。これまで二酸化炭素を吸収する役割もある緑を増やすよう主張するとともに、江の島周辺の渋滞緩和も兼ねて、交通対策を要望しています。

具体的には、繁忙期間中の江の島への交通規制です。江の島は車で観光するところではありません。橋上の3車線化は交通量を増やすだけです。環境面のみならず、安全面からも問題があります。
近隣の駐車場を使って、シャトルバスを運行するパークアンドライドや、レンタサイクルの活用を提案しています。さらに鎌倉市が取り組んでいるロードプライシング、通行車両に課金する制度の導入も検討するよう訴えています。

山本名誉教授は、島内での再生エネルギーの利用もお考えのようでしたが、観光地である江の島で温暖化対策を実践できれば、環境問題に熱心なまちの象徴にもなり、まさに鬼に金棒です。

山本良一名誉教授

 

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