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池袋駅前の「広場化」に向けた動き

わたしは、藤沢駅南口に大規模な公園広場をつくるよう提案しています。これまで駅前は、クルマに独占されてきましたが、これを人や環境を優先する空間へと変えるときだと思っています。

文化芸術都市をめざす豊島区は、4つの公園を核とした池袋のまちづくりに取り組んでいますが、さらなる高みをめざしています。

豊島区は、「都市づくりビジョン」の中で、「副都心の顔となる池袋駅および駅周辺の再生」に取り組むとして、「駅前広場の歩行者空間の拡大や駅から連続する人優先の歩行者空間を整備する」としています。その上で、バスやタクシーの配置を見直し、中心部へのクルマの進入を抑えるとしています。

駅周辺の再生に関する有識者らの委員会は、「基盤整備方針」の中で中長期的にめざす事業を定めています。例えば東口については、西武百貨店などが入る駅ビル前を南北に走る「明治通り」の車線を減らすとしています。そしてバスやタクシーを集約化することで歩行者空間を拡大するほか、駅前から東に延びる「グリーン大通り」の一部を広場化するとしています。

去年、委員会の検討部会がまとめた「交通戦略」は、さらに踏み込んで、戦略の目標の中に「明治通り」の遮断が入っています。遮断による交通の流れを確保する代替策として、一本東側を走る「旧三越裏通り」などを活用するとしています。

大胆な目標だけに課題は多いようですが、戦略からはこれまでの駅前のあり方を変えたいという思いが伝わってきます。歩道の幅が10メートルある緑豊かな「グリーン大通り」は、国家戦略道路として、マルシェなどの活動が盛んです。しかし、「グリーン大通り」を通る歩行者は少なく、もったいない状況です。

「明治通り」を遮断することで駅から直接、「グリーン大通り」を結んで広場にすれば、どこの駅を降りても同じと指摘される、これまでの駅前の風景が一変するに違いありません。イメージ図では、人々が悠々と行き来する広場の姿が描かれています。

駅前が変われば、まち全体も変わります。目標が達成されれば、乗り換えを除いた池袋駅の乗降客や主要道路の歩行者数、さらに売り場面積当たりの小売販売額も増える見込みです。

池袋駅前

池袋駅前

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