元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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避難勧告の盲点

先月の台風15号で、藤沢市は8日の午後7時46分に避難勧告を出しました。しかし対象が、「河川周辺および土砂災害のおそれがある区域」いわゆる「洪水浸水想定区域」と「土砂災害警戒区域」としたため、混乱が広がりました。

なぜなら、自分が住んでいるところが対象になるのか、分からず、確認しようとした市民が多かったからです。実際、サイトで検索しようとして、混雑し、一時的に利用できなくなる事態になりました。
わたしの個人サイトで、「土砂災害警戒区域」を取り上げた活動記事のアクセス数が、異様に増えたのもこのためだったと見られます。

土砂災害警戒区域は、県が指定するもので、がけ崩れへの注意が必要なところです。がけの角度は30度以上で高さは5メートル以上とされています。藤沢市内には、186か所が指定されています。▲片瀬山、▲川名、▲江の島、▲宮前、▲大鋸、▲藤が岡、▲今田、▲白旗、▲みその台、▲西富、▲藤沢から稲荷、▲大庭、▲円行の一部などです。
一方、洪水による浸水が特に想定されるのは、▲江ノ電の石上駅から柳小路駅の間の鵠沼の一部、▲境川沿いの片瀬の一部、▲鵠沼東の周辺一帯、▲西俣野から立石にかけての境川沿い、▲引地川沿いの下土棚や大庭の一部、▲小出川沿いなどです。

自分が住んでいるところはどういう場所なのか、事前に確認しておくことが大事ですが、やはり「地名」を使って、避難勧告を出した方が市民にとっては判りやすいと思います。

藤沢市は、おととしまで、地名を使っていましたが、対象があまりに多く、複雑になるため、やめた経緯があります。

土砂災害警戒区域

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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