藤沢市鵠沼地区の公民館まつりが開かれました。「鵠沼景観まちづくり会」は、緑と景観を守る風致地区について説明するパネルを展示しました。また今月から発効となった鵠沼藤が谷会の住民協定に関する最新の機関紙も配布されました。この協定は、乱開発を防ぐため一定の規制を設ける内容で、住民投票による賛成多数を受けたものです。鵠沼地区では3番目の協定となります。
緑の減少や景観の変化、そして空き家の増加を受けて、危機感が広がっています。合意形成をめざして他の自治会などでも、協定締結に向けた取り組みが活発化しています。協定については藤沢市も評価しており、支援を行なっています。「鵠沼の緑と景観を守る会」でも、歴史的な建物を写真で紹介したほ か、子どもたちが描いた木々の絵が展示されました。いずれの催しでも、鵠沼の環境やそこでの生活を大事にしようという思いが感じ取れました。
右肩上がりの時代が終わった今、まちの質が問われる時代がやってきます。湘南の海岸と緑豊かな住宅街こそが柱になります。