藤沢市は、藤沢駅北口の改修計画について全貌を明らかにしました。二階のデッキについては、建設からおよそ40年が経ちますが、補強工事などで残り20年ほどは維持できることから、大幅な工事はせずに改修にとどめます。具体的には、3か所の小さな広場を明確に設置します。
▲かつて噴水があった場所は、「待ち合わせ広場」として、敷地には木材を使用します。▲北東部分は、イベントを開く「ガーデンパーク」として、人工芝にします。▲北西部分は、人々が集う「ガーデンテラス」として、木材を使います。▲通行部分については、滑りにくい舗装材を使い、色はいまのレンガ色から灰色に変え、小広場との区別を図ります。また▲8本の照明塔を配置するほか、▲転落を防ぐ欄干は、ガラス製にします。さらに▲デッキの裏については、地上からの印象を良くするため、白色に塗り替えます。
バリアフリーについては、▲中央のバスロータリーにつながる部分と、▲角若松ビルの前にエレベーターを新たに設けます。▲さいか屋前にある既存のエレベーターは、9人から13人乗りに広げます。また、▲ビックカメラ前に新たなエスカレーターを設置します。総事業費は、30億円を見込んでいて、2019年度の完成をめざします。
