このほど、神奈川中央交通は、辻堂駅北口と大庭地区の湘南ライフタウンなどを結ぶバス路線で、乗客数が多い連接バス「ツインライナー」の運行を始めました。
連接バスは、長さがこれまでのバスの2倍近くの18メートルで、乗客の定員数も、120人ほどに倍増します。出入り口も階段がないノンステップで、ドアも広くなっています。連接バスの運行は、平日のみで、例えば辻堂駅から湘南ライフタウン行きの便は、朝と夕方を中心に合わせて18便あります。連接バスは、湘南台駅と慶応大学を結ぶ路線に続く2例目となります。
藤沢市は、湘南ライフタウンのバスターミナルの拡張整備に伴い、湘南台駅とを結ぶ路線を強化したい考えです。いまは工場地帯を走る路線がありますが、石川地区の住宅街を通る路線を来年度初めに開設する計画です。これに合わせて、湘南台駅東口のバスターミナルも拡張整備しています。
一方、課題となっているのが、辻堂駅北口の混雑です。ロータリーに向かう道路は、自家用車を使った送り迎えやテラスモール湘南での買い物で、ラッシュ時や週末は、バスの遅れが目立っています。