藤沢市は、中心街における交差点での交通事故を防ぐため、55か所でガードパイプや車止めを設置するなど対策を強化します。
これは大津市での事故を受けたもので、同じような交差点が500か所あることが判り、そのうち藤沢駅周辺で21か所、辻堂駅周辺で15か所、湘南台駅周辺で19か所の合わせて55か所に上ります。
ガードパイプは、パイプをつなげた形状の防御柵で、機能的にはガードレイルと同じです。大型車が相当なスピードで突っ込んできた場合は限度がありますが、一般車両が一定のスピードで突っ込んできた場合は効果が期待されています。
一方、ポール型の車止めは、もともと車道と歩道を区別するために設置されるものです。国の基準がなく、強度にも限界がありますが、最低限の効果はあるとされます。
近くに保育所や幼稚園がある交差点については、170か所が確認されていて、3分の1が今回の対策に含まれる格好です。残りについては、警察などとの合同点検を通して、必要なところから対策を打っていきたい考えです。