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鎌倉幕府の浮世絵展示会

今年の大河ドラマで描かれる鎌倉幕府に注目が集まっています。そんな中、藤澤浮世絵館では、「浮世絵が描く鎌倉幕府の物語」の企画展示会が開かれています。

展示会には、鎌倉幕府の武士たちにゆかりの作品、合わせて14点が集まっています。
▲歌川貞秀の作品は、壇ノ浦の戦い後、源頼朝が、父の義朝の供養を行う様子を描いたものです。御家人が集合する中、のちの頼家を肩に担いだ頼朝やそばに控える北条義時の姿が見えます。

▲月岡芳年の作品は、初代執権、北条時政が江の島の岩屋に子孫繁栄を祈りに参拝したところ、弁財天が現れた様子を描いています。

▲歌川国芳の作品は、頼朝が敗れた石橋山の戦いで、平家側の大将格だった大庭景親の勇姿を描いています。景親は、いまの大庭城跡あたりを支配していたと言われています。その景親の系列をさかのぼると歌舞伎の有名な演目「暫」の主人公、鎌倉権五郎だったというのですから歴史は面白いです。

藤沢・鎌倉にこれだけ一級品の題材があるのですから活かさない手はないと思います。来月には藤沢市が誇る市民オペラの上演が控えています。

わたしはNHK新人記者の頃、頼朝が流されたいまの静岡県伊豆の国市で、市民らがつくった市民オペラ「頼朝」を取材したことがあります。八重姫との悲恋から旗揚げまでを描いたオリジナル作品です。その後、伊豆市民オペラ協会が設立され、世界遺産にもなった韮山反射炉をつくった江川坦庵を主人公にした市民オペラを成功させています。藤沢市もそろそろ創作オペラを始めてもいいときなのではないかと期待しています。

浮世絵が描く鎌倉幕府の物語

浮世絵が描く鎌倉幕府の物語

浮世絵が描く鎌倉幕府の物語

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