全国的にいじめの問題がなくならない中、藤沢市教育委員会に現状と対応を伺ってきました。
まず いじめの定義については、行為を受けた本人がどう受け止めたかによるとしています。
教育委員会は、市内にある35の小学校と19の中学校、それに特別支援学校を対象に調査を実施しています。
調査は、年二回行われていて、いじめを受けたことがあるか、いじめを見聞きしたことがあるか、などが質問項目となっています。2013年度のまとめでは、いじめの認知件数が小学校で21件、中学校で65件の合わせて86件となっています。最近は横ばいの状態で、ほとんどが解消されたものの、他の学校への転学で対応したケースもあるそうです。
教育委員会としては、最悪の事態にならないよう取り組んでおり、専門のカウンセラーを少なくても週に一回、各小中学校に派遣しています。またホームページのほか、専用の電話窓口を設けるなど、相談体制を強化しています。ホームページには、県外の生徒からメールが寄せられて相談に応じたこともあったということです。
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