慶応大学を中心とした学生グループ「MOP」が、高倉にある東勝寺で子ども食堂を開いています。会派の先輩議員と共に再び見学させてもらいました。この日は、いつもよりボランティアも、子どもたちも少なく合わせて20人余りが参加しました。
夕食のメインは、旬のタケノコを使ったごはんで、豚肉とピーマンが入った中華や焼き加減が絶妙な餃子、それに卵や野菜がいっぱいのスープでした。長時間にわたって学生ボランティアの方が案内をしてくれました。若い学生と話すとバブル末期に学生だった私のころと比べて地に足がついていて、しっかりしているなと感じます。そして仕事柄、よく利用していたタクシー運転手の話を思い出すのです。
バブルの時のうま味を知ってしまった運転手は、昔の成功体験が忘れられず、悲観的だが、バブルを知らない運転手は前向きで、もくもくと働くというのです。低成長時代の若者たちは、大人が思っている以上にたくましい気がします。