新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、人と人の距離をとる社会的距離確保・ソーシャルディスタンスが大切となっています。
個人所有のホテルを大阪府に無償で提供する考えを明らかにした楽天の三木谷会長、代表を務める新経済連盟は、ソーシャルディスタンスをひろめるため、ロゴマークを作り、最低でも1メートル、できれば2メートルの距離を取るよう呼びかけています。
海外では、買い物に並ぶ客が一定の距離を保てるよう地面に標識をつけたり、外食店でも座れる席を制限することで距離を取るよう工夫しています。
国内でもこうした取り組みを進めているお店もありますが、藤沢市内を見る限り、一部を除いてまだまだ進んでいないようです。市役所内でも、先週末時点ですが、市民窓口センターも混み合っていました。
藤沢市は、保健所政令市なのですから、新経済連盟のようにソーシャルディスタンスの取り組みを率先して進めてほしいと思います。
ウイルス学者は、感染症対策は簡単だと話します。感染した人に近づかなければいいからです。しかし社会はそう簡単にはいかないのも事実です。だからこそ距離を取ることが大事になってきます。
国は7日にも、ようやく緊急事態宣言を出す方向で最終調整していると伝えられています。遅きに失した感じはありますが、この1ヶ月間はとくに重要です。
命がなければ何にもなりません。大切な人を守るためにも命を守る行動を取りましょう。