元藤沢市議会議員 清水竜太郎 オフィシャルサイト

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新型コロナウイルス11月の感染が急増

全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、藤沢市でも感染が急拡大しています。
藤沢市が発表した11月に入ってからの感染者数は、13日時点で67人に上っています。

これまでの感染者数は388人で、ひと月当たりの感染者数は、8月が最も多く、109人となっています。その後、9月は52人、10月は49人と半減しました。
ところが、11月も半月近くなって、8月を上回る勢いで拡大しています。

今回は大きな特徴があります。8月は20代が最も多かったのに対して、11月は70代が最も多い点です。
年代別では、▲60代以上が39%、▲40代から50代が34%、▲20代から30代が21%となっています。▲10代も4人となっています。

専門家によりますと若者を中心に感染者の8割が軽症、もしくは無症状だということです。お年寄りや基礎疾患がある人が重症化しやすいことを考えれば、年代が高い層の感染が高まっていることは、いちばん怖いことです。

最新の統計では、▲重症患者はゼロ、▲中等症は3人、▲軽症は38人でこのうち入院は13人にとどまっています。母数が少ない点は考慮すべきですが、陽性率は4.2%に跳ね上がっています。

神奈川県は、注意を喚起する独自の警戒アラートをこの夏から発動しています。その一方で一連の消費喚起策も推奨していることもあり、警戒アラートが真剣に受け止められていない気がします。
藤沢市民からすればなおさら実感が乏しく、わたしが藤沢独自の警戒アラートが必要だと主張するゆえんです。

神奈川県は、「神奈川モデル」と呼ばれる一律の医療体制を敷いています。重症患者向けに確保しているベットは200床で、29人が入院していて、利用率は14.5%となっています。
今後の医療崩壊を防ぐため、利用率が上がらないよう努めなければなりません。

わたしも高齢の親になかなか会えない方や、障害がある子どもの感染防止に取り組む方、それにひっ迫した病院で勤務する方の話を聞きます。
気温が下がり、湿度も低くなる冬を前に、改めて基本的な感染症対策に取り組むとともに政府もメリハリのある対策が必要だと思います。

コロナ第二波

藤沢市議会議員 清水竜太郎
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